日記がUPされてなかった
むなしい

前世はありないなや
前世をキーワードにYAHOO検索
うさんくさいサイトばっかりで
どうも嫌になってしまう
前世療法・・
現在の問題を前世から探るらしい
例えば今、喉に疾患のある人が
催眠を受けて前世に戻る
江戸時代に生きた自分の記憶が
蘇る
熱く焼かれた鉄の棒を喉に
突っ込まれて刑死した記憶が蘇った・・

なるほどなあ
現在になんらかの問題を抱える人は
前世にトラブルや問題があった
とする考え方である
これはカルマ(業)、縁起、輪廻に
関わる発想だなあと思う
日本では受け入れられやすい下地があろう
被験者の持つ現実にある自己の問題
これは逃れようがない
心理的葛藤が生まれる
そこから逃れるためこころの
防衛機能が働くんではないだろうか
前世があるから今の問題があるのではなくて
今の問題が前世の記憶を生み出すんじゃないか


退行催眠や前世療法を受ける
何らかの前世記憶が戻るということで
前世の存在は肯定され得るか?
否であろう
人間の記憶のメカニズムは複雑で
まだまだ分からない事が多い
人は偽の記憶を自ら生み出すことがある

多重人格障害
虐待等のあまりにも耐えがたい経験を
繰り返すうちに人は別人格を生み出すことで
その経験を自分でない誰かの経験である
と納得させる
自己を守ろうとする心の防衛機能が働く

健忘症とPTSD
災害や戦争、悲惨な体験をしたがあまり
その当時の記憶が蘇らない、一切を忘れようと
する、喜怒哀楽が一時的に消失する
さらに困難な場合、夢でうなされる
神経症のように常に怯え、恐怖心に苛まれる

記憶とはなにか?
わからないことが多い
安易に前世と結びつけることは危険である

でもここで考えるべきは
では前世がないと証明したところで
それら心の病を抱える人を救う事ができるのか
その点であると思う
脳神経間の電気信号と分かったところで
目の前にいる苦しむ人間にとって
救いは生ずるのか?

前世を信じてそれが原因と信じることで
心の問題が緩和される効果にも
注目すべきであろう

たとえば狐に憑かれたと信じる人に
それが精神的病であると診断し、薬を
処方することで本当にその人は
安らぎを得ることができるのか?
精神科とはあまりのも傲慢でないか

科学は呪いや霊魂の存在を否定する
我々もまた存在しないであろうと理性では
感じている
しかしそれらが心を捉えて放さない
水子の祟りであると言われれば
それを全く鼻で笑うことはできないのだ
その心理的作用を無視することは
できまい
そしてそこにつけ込むのがエセ宗教団体や
超能力団体であろう
商売にする奴は外道である
ひっそりと地域に根付く
文化の範疇は逸脱しない
アフリカの呪術は我々異なる文化に
生きるものには通用しない
キリスト教の信者には
お経の効果はあるまい
それは心である
それが本来あるべき姿であると思う
沖縄のユタや恐山のイタコのように
シャーマンのように

ばかばかしいでは片付けることの出来ない
人間生存の根源的な問題だと思う

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