散髪屋にて

2003年5月29日
今日は友人の勤める美容院で、久しぶりに髪を切った。散髪に行ってなにより私が好きなのはあのシャンプータイム。人に頭を洗ってもらえるのってなんて気持ちがいいのでしょうか。特に若いお姉ちゃんの柔らかい指で、丁寧に洗ってもらうと、思わずうっとりしてしまいます。(おっさんまるだし)

ただ、気の小さい私は、「かゆいところあったら遠慮なく言ってくださいね」という言葉に恐縮してしまい、いつも「大丈夫ですよ」と答えてしまう。もうちょっと私に勇気があれば、「耳の横をもっとしっかりこすってや」とか、「力入れすぎやで、頭はげてまうわ」などと気のきいたセリフのひとつも吐いてもっとお姉ちゃんと仲良くなれるのに・・

友人は7月に配置転換で違う店に行く事になってしまった。彼はこの店の店長であったが、次の店ではどういうポストになるのか本人も知らないらしい。
「不安ないの?」と聞くと「ま、しゃーないやん、また来てくれ」と彼は答えた。
ハサミと話術という、いわば手に職持つ彼に頼もしさを感じると同時に、この年でまだ俺はこんなで情けないなあと寂しくもなる。
友人は結婚も決めるらしい、公私ともに充実した彼を羨ましく思うのであった。

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